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ロベール・ド・モンテスキュー
（１８５５〜１９２１）
伯爵・詩人・批評家 ダルタニアンの末裔にあたり、古い貴族の矜持を持つモンテスキュー伯爵は、独自の審美眼を 持ち､多くの芸術家のメセナとして、また、自らもダンディとして、ベル･エッポックの社交界の 中心的な存在の一人であった。 その特異な存在は文学者に影響を与え、「失われた時を求めて」（プルースト）のシュルリュス、 「さかしま」（ユイスマンス）のデ･ゼッセントのモデルの一人ともいわれている。 エミール･ガレにインスピレーションを与え、ルネ･ラリックに著書の表紙のイラストを依頼し、 ギュスターヴ・モローのアトリエであった美術館には、今も膨大な画家のデッサンの中、 モンテスキューの手なるデッサンが残されている。 古美術収集家でもあり、ボルディーニの描いたこの肖像画(本陶画の原画)の中で手にしたステッキは ルイ１５世の持ち物であったといわれるものである。 |
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モンテスキューに限らず、日々興味を抱いたことについて、 少しずつ書いて行きます。 その1つ1つが、いずれモンテスキュー研究の糧に なることを祈りつつ.. 暫定的に更新していきます。どうぞ宜しくお願いします。 (2003.03.02) |
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