| JUNKO NOTE |
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モンテスキュー伯爵の著作書籍 Les Paons（孔雀）：Lariqueの表紙の本 Lariqueの表紙の本は“Les Paons（孔雀）”というタイトルです。 現在は古本で極極稀にフランスの古本ネットで見かけますが、私も３年間で一度しか見かけませんでした。（この時手に入ったのでラッキーです。）その他、処女作の“Chauve‐souris（蝙蝠）”は限定で大変凝った装丁を施したそうで多分こちらはフランスの国立図書館あたりに行かないとないのではと思います。（この簡単装丁版、あまり高くなかったので、多分後になってでたものかと思うのですが、これが一度古本ネット‐オークションではないです‐に出ていて、早速手に入れようと思ったのですが、これは逃しました。）(2003年07月01日 (火) 17時44分) 私の持っている“Les Paons"、どうも1901年版のようです。
No.3 年月【2003.07】 分類［モンテスキュー伯爵の著作書籍］ 登録日-2003年07月06日 (日) 23時00分
「Ｌｅｓ Ｈｏｒｔｅｎｓｉａｓ Ｂｌｅｕｓ（青い紫陽花）」 先日、フランスの古本ネットでモンテスキューの稀少本（多分）を入手できました。 １８９６年刊 「Ｌｅｓ Ｈｏｒｔｅｎｓｉａｓ Ｂｌｅｕｓ（青い紫陽花）」 ＧＹＰ（Marie-Antoinette de Riqueti de Mirabeau comtesse de MartelのＰＮ) 宛の献辞付きです。 装丁はサーモンピンクの布とマーブル紙（のような） 背にモンテスキューの名とタイトルが金で箔押しされていて、表紙には頭文字のＧに王冠を合わせた飾り文字がこれまた金で箔押ししてあります。 中表紙と最後のページにＨｅｌｌｅｕ、Ｐａｕｌ（エルー、ポール/画家）の紫陽花のデッサンがガリ版風に青で描かれています。（中表紙は大きく、最後のページは小さく） 保存状態もよく、黄ばんではいますが、製本はきちんとしています。 ＧＹＰ（１８４９−１９３２） 作家 フランス革命で活躍していたミラボー伯（Mirabeau）の Arriere-petite-niece（姪の子供の子供？）に当たります。 No.5
年月【2003.11】 分類［モンテスキュー伯爵の著作書籍］ 登録日-2003年11月13日 (木) 17時04分
「たま」（額絵と詩） ランビネ美術館の展覧会で出展されていたもののうちで印象に残ったものなど、備忘録を兼ねて、少しづつ紹介させて下さい。 最初は肉筆で書き込まれた文が殆どわからなかったけれど（モンテスキューの字は大変気取った感じの筆跡で読みにくい）妙に好きだった「たま」ちゃんです。 『Ｔａｍａ、 le chein japonais、』 という言葉から始まる詩が添えられた額絵。 サガン大公妃から贈られた日本の犬の「たま」をポール・エルーがドライポイントの手法で描いたものにモンテスキューが上の言葉で始まるコメントを書き込みサガン大公妃に謝意を表したものである。（個人蔵） 犬（ペキニーズ）に「たま」という日本名をつけている。 このことについては、「１９００年のプリンス」（P.Julien著）によると日本人の庭師ハタ ワスケの案によるのではないか？と書かれています。 北京という名のついた中国種の犬を Le chein japonaisという捉え方が曖昧なところは当時のジャポニズム愛好家の曖昧さと通ずるのかも。
No.9 年月【2004.04】 分類［モンテスキュー伯爵の著作書籍］ 登録日-2004年04月27日 (火) 16時18分
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