Studies Room #1:
Chihiro O.N. Essays

(Extra News)
Trip 2003 (Koube, Tokushima)
"Naruto Gelle no Mori Art Museum"

昨年11月に開園したという「鳴門ガレの森美術館」( http://bird.zero.ad.jp/~zan47687/)も見てきました。

恰（ｱﾀｶ）美術館が以前あった所です。


ネット徳島（http://www.nett.ne.jp/kankou/kouen/galle/index.html）さんの写真が
分りやすいみたい。

昨年11月に大阪のコレクタの個人コレクションを展示する形で始まったとショップの方が
言っておられましたが、山の中でイタリアンレストランとショップが併設されていました。
気付きませんでしたが茶室もあるそうです。

「北極熊文花器」という薄い浅葱色のガラスに白いガラスを被せ削ったらしい大きな壷が
ありましたが、ロイヤルコペンと宮川香山の白熊の結晶釉の器を連想しました。

惜しむらくはいずれもタイトルと技法しか名札になく、製造年等の資料がありませんでした。
でも、深く調べるよりはガレに親しみを感じて行っていただくための展示室なのかも。

下のちょっと見づらい画像は館内の案内パネルをデジカメで撮ったものです。
図録など全くなかったので、作品ではないので許されるかなと。
同美術館の開催主旨がよくお分かりになっていただけることと思います。

なお、文中の高島北海氏については、
下関市立美術館さんに所蔵がありました。
TOPページ真ん中あたりのartgalleryから所蔵品案内に入って下さい。
日本画のコーナーに詳しい説明があります。

当日は1F企画展示室では「杉本哲郎画伯回顧展」が行われており、
ショップには四月に行った現代作家コンペの出品作家だという方のものが置かれていました。
現代作家を支援する良き発信源となって行って下さると良いですね。

なお、うっそうとした森の急坂をかなり上った頂("妙見山頂お城のとなり")にあって、
徒歩は辛いかもしれません。